自己肯定感とは
ありのままの自分を受け入れること
人と比較せず、自己価値を感じることができる心の状態です
目次
自分に自信が持てない
私は元来ズボラで怠け者で油断するとすぐに何事も放棄してしまうし、よくない意味で「ま、いっかー」と言ってしまう人間でした
お恥ずかしい話ですが借りパクは結構常習犯だったし、遅刻やギリギリに到着も当たり前
仕事もちょっとしんどかったらすぐに休む
責任感のかけらもない若者でした
部屋もぐちゃぐちゃで洗濯は週一回しかしないからどんどん下着とか洋服が増えていく
自分で書いていて恐ろしくなるくらいの暮らしっぷりでした
そんな中でも好きなことを好きなだけできた時代でもあったので後悔はしてません
借りパクしてしまった方々には申し訳ありません、と謝りたいです汗
そんな私だったのでとにかく自信なんて持てたことありませんでした
自分の行動を自分が信頼してない、というか
他人のせいにはするけど自分はこれでいいんだ、という逆の諦めの自信がありました
仕事は命に関わるものなので勤務時間はしっかりと働いていました
若い時は知識も経験も不足してましたがありがたいことに手先が器用だったので日々の業務はこなすことができていました
頭が悪く知識としては大学病院で働いているような優秀な看護師には到底かないませんが針仕事や実務的なことは器用にこなせていたのでそれなりに働くことはできていました
でも仕事でもプライベートでもどうせ私なんてという思いは常にありました
結婚して子育てと仕事を両立するけど
結婚して子どもができ、私も色々と変わりました
赤ちゃんがいるスペースを汚すわけにいかないので掃除をする、食事を作る、生活空間を整えることを人生で初めてするわけです
それでもやっぱりグータラな性格は治ることなく食べた後の食器はキッチンに放置していたり友だちや近所の人が来る前だけそれなりに見えるように片付ける
妊娠出産して体型が変わってこれもまたストレスだったし、時間は結構あったので近くの100均に頻繁に通って使うかどうかもわからない収納とか便利グッズを購入したり、しまむらで安いからいいや、と着るか着ないかわからない洋服をいっぱい買ったり
とにかく散財の毎日でした
この時の私は散財していることに気づいてなかったんです
ひとつひとつは安いものだったので私は節約していると思い込んでいました
また、パートを始めていたので収入はある、と勘違いしていたし子育てと仕事の両立している私って偉い!だからちょっとぐらい贅沢してもいいよね〜という考えでした
なので給料日が過ぎてクレカの支払いの計算をしているときに毎月ヒヤヒヤ変な汗が出る始末
自分が思っている以上にお金を使っているんです
そんな悪循環の生活を続け、飲み食いも自分のご褒美と言って続けた結果見た目も性格もとんでもないことになってしまっていました
自己肯定感が上がったきっかけ
そんな状態ではダメだ!と自己啓発系の本を読んだりお金の勉強をしたりちょっとづつ意識を変えていきました
- ノートを毎日つけて自己管理をする
- 家計を見直して真実の家計簿をつける
- 部屋のものを減らしてスッキリとした部屋を作る
ノートをつけることは自己管理にとても有効でした!
自分とはどういう人間か、どういう行動をとりがちでどういう思考を持ちがちかなどが書くことでわかってきます
断捨離をして部屋がスッキリしてくると自分が求めていることが見えてきます
そんな中、コロナ禍で私はメンタルケア心理士という資格を取ろうと一念発起
半年間勉強をして無事合格することができました
まだフルタイムで働く前だったので時間もあったしタイミングはよかったと思います
でも勉強なんて久しぶりのことだし自分にできるんだろうか、と思いながらも解剖生理学などは原点に帰る復習になったし今の仕事に関連することばかりだったので正直知識が増えていくことが楽しかった、という初めての経験をしました
そして合格した時は人生で初めて自分もやればできるんだ、という自信が持てたんです!
実際メンタルケア心理士と言う仕事を実際働いている現場で使うことはないですが、知識として私の脳に残ったし精神疾患を勉強することで外来の現場では役立つことも多いと再就職して改めて思いました
何かに挑戦して達成するという行為が私の自己肯定感をグッと引き上げたのです
挑戦してみることは実は自信に繋がるんだとわかりました
40代になり経験を積み上げたことで自己肯定感がさらに上がった
私はずっと自分はダメな人間だ、何も成し遂げられないだらしない人間だ、と思うふしがありました
仕事の現場でもPTAなどの保護者が集まる場所でも勉強は得意じゃないから知識とか教養もないしバリバリといろんなことをこなしている人はすごいな、私なんて毎日大したことして生きてないわ
というマイナス思考に支配されていました
好きなことには没頭して好きを極める能力は持ち合わせていたんですけど笑
今はそれは私の強み!と思えるけど当時は自分ってしょうもな〜としか思ってませんでした
勉強ができることって誰かの得意なことのひとつなんですよね
私は勉強が苦手だったけどものを作ることや文章を書くこと本を読むこと絵を書くことは得意だった
学生の時は勉強とかスポーツがメインだからどうしても勉強以外の得意の得意を持っているからと言ってそこまで評価されることはなかったんですよね
なので学校で評価してもらえないから自分はできない人間なんだと思ってしまう
私はそれでも楽しく生きられるタイプだったのでよかったのですが、娘がまさにそのループに陥っている感じでした
学校でうまく過ごせない、勉強を頑張っているのに頑張ったほど点数が取れない、学校からの評価が低いと感じるという負のスパイラル
大人になったら学校の勉強なんて大したことではないよ、とわかるのですが学生の時はまだわからないですよね
経験を重ねてわかってくることがある
特にクリニック勤務では知識も大切ですが業務に慣れていることや患者さんとのコミュニケーション能力や観察能力、傾聴する技術、理解力、瞬発力、医療手技の技術が求められることが多いです
そういうことはやっぱり経験を積み上げていくことでできるようになるので自分はできないと思っていた私も今ではクリニックのスタッフの一員として仕事を楽しめるようになっています
これは日々の暮らしの中でも私にとって大きな変化です
必要とされることはきっと生きていく上で最も大切なことなのかもしれません
まとめ
自己肯定感を上げたい!と思っている人はまず小さな成功体験を積み重ねることをお勧めします!
私もダイエットを始めた時に最終目標を決めましたが、そこに到達するまでに小さな目標を色々と立ててきました
まず1週間お酒をやめる、とかとりあえず2週間頑張ってみる、とか私は身長が162㎝なんですがとりあえず68kgから身長の62kgになるまでは頑張ってみる、などなど
無理のない範囲で目標を設定してコツコツと続けました
最初から55kgまで痩せる!という目標を立てていたら多分挫折していたでしょう
そうやって頑張ったらできるんだ!という成功体験を一気に増やすことができて私の自己肯定感も爆あがりしたんだと思います
自己肯定感が上がると次は何しよう?どんなことを達成しよう?とワクワクしてきます
ちなみに現在は5年で1000万円貯めること
今の自分ならきっと達成できると思います◎
コツコツやり続けたらいつか成功するって分かっているので苦にならない
牛歩であっても
ぼちぼちと
最後まで読んで頂きありがとうございました!
また次のブログでお会いしましょう♩
こんにちは!なつbonです
今回は自己肯定感について考えてみました